映画音響論 溝口健二映画を聴く 長門洋平 みすず書房

発行年:2014年発行
 
出版社:みすず書房

状態:【良い】古本として良い状態

詳細:帯あり 全体的に使用感少なくきれいな状態です 本文に書込みやヤブレも無く良好です ハードカバーA5判

小津、黒澤と並び「日本映画の三大巨匠」の一人に数えられる溝口健二。
彼はトーキー黎明期の先駆的試み、新派や同時代の前衛芸術との関わりなど、
ジャンル、スタイル、テクノロジーの広い範囲で創造性を発揮した。
その作品を分析することは、トーキー初期から1950年代黄金期に至る
日本映画の音響創作の達成を考えることである。

本書は、溝口映画における音響の効用を、映像および物語との関連から考察する。
また、作曲家本人による楽譜・手稿により、音響創造が製作過程から分析される。
さらには、映画の音響に関する質の高い文献を紹介しつつ、議論の整理・検討がなされている。

映画を聴覚面から分析する理論枠組みを提示し、
視聴覚文化、メディア研究ほか多方面の専門家が活用できる方法論として提供する。
付録:大谷巌(録音技師、1950年代大映京都で製作された全ての溝口映画を担当)
ロング・インタヴューは、資料としてたいへん貴重なものである。
『東京行進曲』『ふるさと』『浪華悲歌』『残菊物語』『近松物語』『赤線地帯』といった作品を緻密に分析し、
最新の地平を示す先駆的研究。映画学、音楽学のみならず、
テクノロジー、ジェンダー、ポストコロニアル理論の視座をも含めた
映画音響論が展開される。(カバー紹介文より)
型番 B171222
販売価格 5,800円(内税)
『SOLD OUT』 売り切れ/在庫なし

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