バルザックと19世紀パリの食卓 アンカ・ミュルシュタイン 塩谷祐人訳 白水社

発行年:2013年発行
 
出版社:白水社

状態:【並み】お読みいただく分には問題ありません

詳細:帯あり 全体的に使用感少なくきれいな状態です ハードカバー四六判

誠実、臆病、傲漫、吝嗇―食卓は人間の性格がもっともよくあらわれる場。特異な大食漢バルザックの小説を「食」から読みとく。
『ゴリオ爺さん』『ウジェニー・グランデ』などの長編をはじめ九十三編の作品から成るバルザックの〈人間喜劇〉には、さまざまな「食」の場面が描写されている。バルザックが活躍した十九世紀前半は、ブルジョワの台頭、レストランの発展などによって、パリが美食の中心となっていく時代であった。家庭であれ、レストランであれ、食卓は人間の性格がもっともよくあらわれる場である。バルザックは、家の雰囲気や登場人物の性格を連想させるには、食卓を描くことに勝るものはないと考えていた。『従妹ベット』の読者は、マルネフ夫人のインゲン豆のスープのひどい匂いだけで、この家の女主人や使用人が怠慢であることが充分にわかる。逆に『田舎医者』のジャコットが主人に出した、澄んで滋味豊かなブイヨンスープの美味しそうな匂いは、家事が完璧にゆきとどいていることを物語っている。フロベール、モーパッサン、ゾラの小説にも「食」に関わる表現や場面が頻出するが、著者は、バルザックこそが「食」を文学に持ち込んだ第一人者だと位置づける。
特異な大食漢、エキセントリックな〈もの食う人〉であったバルザック自身の食生活と重ね合わせながら、十九世紀の食文化・風俗・社会を読みといていく一冊。
販売価格 1,000円(内税)
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